【再掲】音大を目指す可能性がある場合【2011.07.15】
ここまでは、ごく普通にレッスンしている場合のお話をしてきましたが、
今回は音大を目指す可能性がある場合について。
将来、ピアノで受験するかも___音大や国公立の教育系ピアノ専攻など___なら、
それなりの準備が必要です。
各テクニックのテキストはもちろん、絶対外せないのが『バッハ』です。
受験課題曲にもなっていますし、
面接で「バッハはどの辺までやってますか?」と訊かれます。
率直に言って、ツェルニーなどは巻き返しがききますが、バッハはそうはいかない・・・。
バッハの音の出し方、弾きかた、楽譜の読み方、解釈の仕方・・・
一朝一夕には身に付かないものばかりです。
ですので、ピアノで受験の可能性があるなら、
せめてソナチネ辺りまで進んだ段階でバッハをスタートさせましょう。
私たち指導者が一番恐れていることは、 “手遅れ” になること。
時間はとりもどせないから、然るべき時期に必要なテキストとレッスンをしてないと、
受験に間に合わなくなります。
ピアノは、一夜漬けが効きません。
望みを叶えるために、いい判断をしてくださいね♪
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