【再掲】生徒は“昨日までの自分”【2010.08.15】
もう少しで出来そう___自信がつくまで練習できればOKなんだけど・・・
この弾きかた、先週教えたのに覚えてないみたい・・・
もっとゆっくり、と言ったのに早くなってる・・・
レッスンしていてそう思うことが何度もあります。
だけど、
「これ、習ったことあったかな?」
「こういう弾きかた、覚えてる?」
というと、みんな「あっ」という表情でうなずきます。
そうそう、つい練習をさぼっちゃって、忘れちゃったのよね。
でも、「この弾きかた、知ってる?」と言われれば、思い出す。
ここで自分の子ども時代をふりかえると___
ピースを買ってきて好きな曲ばかり弾いて、宿題の曲はほとんどやらなかったような・・・
真剣に“練習”を始めたのは中3、音大受験のために先生を変わるころ___
自己流歴9年の私は、それは苦労しましたよ。
レッスンしているみなさん、
つい練習を後回しにしちゃってあっと言う間にレッスン日・・・ということ、
先生も経験ありますよ。
悪気がないのも、
なんとなく気が乗らないことがあるのも、よくわかります。
先生もそういうこと、あったもの・・・
「忘れちゃったならもう一度教えるから、今度は覚えておこうね」
「うん!」
こういうと、たいていの子は真剣に耳を傾けます。
生徒たちは、昔の自分___
そんなことを思いながら子どもたちをみています♪
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