【再掲】お母さんの力【2010.07.24】
レッスンの成果の表われかたには、個人差があります。
その‘個人差の内訳’のひとつに、おかあさんの力があります。
お子さんが自分で習った通り練習できれば、もちろんその方がいいんですよ。
でも子どもに任せるのは心もとない場合は、おかあさんが自宅練習に付き合うと、お子さんの力は着実についていきます。
基本を“学ぶ”べき時期の協力は、やれるときだけでもやってあげれば、それだけ力になります。
レッスンをスタートするときに言うことは、
『練習はちゃんとやるようにしてください。でも、特訓はしなくていいですよ』
‘天才の功罪’でお話したとおり、加熱した親の力が子どもをつぶすことがあるからです。
かといって、親も子も関心が薄いと、初歩の段階で全然出来ないまま、ということも。
つまり‘加減’がむずかしい。
でも、小さいお子さんがコンクールを考えるなら、おかあさんの協力があった方が絶対うまくいきます。
レッスンをムダにせず、本番までに納得のいく仕上がりをめざすためには、親御さんの適度な協力は大事です。
ただ、おかあさんによっては‘練習につきあうのがストレスになる’ことも。
そのときはお子さん任せでも構いません。
もともと“ひとりで練習できるように教えている”のですから、本来はお子さんと先生で力を育てていけるのが一番です。
どちらにしても、本人がやりやすい気持ちで伸びていけるように、ご家族のみなさんも見守ってあげてくださいね♪
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