③練習したくない気分の時は
練習したくない原因が「なんとなく」ならだれでもありますが、もし何か原因があるとしたら?
それはズバリ、「弾けない=読めないから」が多い気がします。
私のレッスン生の半分は引き継いだ生徒さんたち。ではなぜ引き継ぐことになったかというと、コンクールや受験を視野に入れてということもありますが、伸び悩んだから指導を変えてみようというケースが多いです。では、なぜ伸び悩んだのかというと、最も多かったのが「音符がちゃんと読めないから」
意外と親御さんはそれに気づいてないことも多いです。ムリもありません。なんで練習しないのか?なんで弾けるようにならないのか?それは子ども自身もよくわかってないんですよ。
何でかわからないけど弾けないの…ピアノいや…になるのはある意味当然のこと。
そこで私は、基礎からもう一度やっていきましょうねと、読譜はもちろん指の角度、使い方、音の出し方を教えていきます。これは、ピアノの先生にとって一番根気のいる仕事かも。でも基礎なしにこの先はありませんしね。
子どもは「わかった!できた!」がとっても嬉しいです。そしてその嬉しさが実力へとつながります。
子どもが練習したくない理由はほかにも原因があるかもしれないので、そこはおとなが冷静に見極めてどうするのがいいのかを模索してあげてくださいね。
では次回、必要に迫られているのにやる気が出ない時は?について。
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