必ずやれる
新聞の投稿欄で、ご高齢の方が「今日、セルフレジを1人でやれた。これくらいのことではあるけれど達成感があって嬉しいです」と。
そう。何かできるようになると達成感があって嬉しいですよね。それは年齢や物事に関係なく大きな喜びです。
赤ちゃんが歩き出したら歩きたがるのも、「やれた!」という充実感や達成感を感じるからです。
レッスンは、やれた!をサポートしやすい最たるもの。
生徒自身が苦手なところもすぐに理解できないことも、気兼ねなく自信がつくまで時間をかけていい。ひとりでは心折れそうなことも、先生と一緒ならがんばれる。
前回お話しましたように、この生徒にはムリということをやらせることはありません。
やればできる、だからやってみようと導くのです。実際、やれたらかんたん!なことになりますしね。
親御さんたち、もしお子さんが「むずかしくてイヤ」と言ったら、それはムリな内容ではなく必ずマスターできることだからやってみようと励ましてあげてください。
必ずやれる。
これは本当です。
ムリなものはムリということもありますよ。たとえば、まだ小さな子が英雄ポロネーズを弾きたいと言ったら、今はムリだからもっと大きくなってからねと。実際に、数年前の憧れだった曲を今年の発表会に弾く生徒もいますし。
すんなりできなくて自信をなくしちゃったとき、そこで挫けたらもったいない!
人生は長い。小さなハードルを乗り越える練習をしながら大きくなっていけばいいのです。
今の学びやがんばりが、あなたの未来につながっていますよ♬
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