バッハを聞いたよー君①
中1のよー君、いろんな作曲家に関心があって、レッスン室にある作曲家シリーズの冊子を毎回手に取ります。
よー君、今日は誰を見てるの?
「今日はバッハです。音楽の父ですよね」
そう!よく知ってるね!
「バロックの代表みたいな?」
その通り!じゃ、ちょっと先生弾いてみるねと、バッハのイギリス組曲を弾いてみました。
イギリス組曲は、数ページ程度の長くない何曲かがセットになっています。どれも聞いたことがないだろうけど、いくつかタイプの違うものを弾いたところ、
「これ、踊ってるみたいですね」
すごいねぇ。その通りだよ。これはクーラントと言って踊りの曲なの。
「こっちはなんか宗教的な…」
そう。教会にいるみたいな感じで厳粛だよね。。。
それにしても。
初めて聞いた曲を踊りのようだとか神様がいそうとか、よー君の感性って素晴らしい…
「なんだかバッハ、弾きたくなってきた。やろうかな」
バッハを弾く手元をじいっと見つめるよー君、心に響いたなら先生すごく嬉しいよ♬
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