「幸福学」前野隆司さん
幸福学という言葉、初めて聞きましたが、なるほどと思ったので少しご紹介いたしますね。
___幸せな生き方には「成長」や「美に対する感性」が関係する。
自分でコントロールできる心理的要因には、
①自己実現と成長(やってみようという因子)
②つながりと感謝(ありがとう)
③前向きと楽観(なんとかなる)
④独立とマイペース(あなたらしく)の4つの因子を導き出した。
成長や美に対する感性は①と②に当てはまり、その因子が低いと不幸な気持ちにつながる。
幸福には「人が交流してやる気を出してもらう」があり、①と②を満たせば平均以上の幸福に結びつきやすい。①の自己実現と成長は、生きがいとも言い換えられる。。。
これを読んで納得したことがいくつかあります。
おとなの生徒さんをレッスンしていて、「きれいな曲、きれいな音色ですね」「この曲があこがれなんです」「胸に響いてくる演奏ですね」などおっしゃる方は、ご自身が少しずつピアノの何かにたどり着こうという姿勢がおありになる。つまり、いいものをキャッチできる感性があって、だから何かを磨こうという意識が生まれるのですね。
こうしたことは、それぞれが環境や影響をどのように受けるかに左右されると思いますが、いい影響を受ける機会があれば、その可能性は広がるのではないか。そしてそれが幸福へつながっていくのではないか?
・・・と考える糸口になりました。
ここであるお母さまの言葉を思い出したので、それは次回に♬
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