伴奏スカウト
中高生の生徒さんたち、学校でピアノがうまいとわかると合唱部の伴奏にスカウトされています。
高校生は、学校の音楽の試験が実技のところが多いですね。
うちの生徒さんたちはもちろんピアノを弾きますが、学年1位、2位とか、順位を出さない学校でも90点以上はとります。試験としてこれはすごくお得ですよね。そして合唱部の伴奏のスカウトをされるというわけで。
特に高校の合唱曲は難解。現代曲だから仕方ないのでしょうが、これ譜読みするのイヤになりそう…と思うものばかり。だからどの学校もプロの伴奏者を使うんですね。
とくに福島県中の学校は全国大会出場は当たり前だから本気度もなかなかのもの。
ある年、運動部の生徒が伴奏を頼まれてレッスンしたのですが、あ―かわいそう…と思いましたよ。わかりにくくて弾きにくくてそりゃもう大変!もちろん彼女は務め上げましたが、
「来年も頼むと言われたんですけど、断ってもいいですよね…?」と。
うん、いいと思うよ。あのレベルを高校生に弾かせるのは負担が重すぎるものね。
結局翌年はプロの伴奏者が弾いたようで。
この話を聞いた生徒さん、「えー!高校生になったらやりたいです!ピアノ弾きたいです!」とキラキラ。
こういう生徒さんなら、難解曲もがんばってくれそうですね♬
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