譜読みが早い！

譜読みが早いなぁと感心する生徒さん、およそ10%ほどいます。

うちはいわゆる普通のピアノ教室で、ピアノが弾けたらなぁ、上手になりたいなぁ、伴奏ができたらなぁ、コンクールで賞取りたいなぁ、という感じに色々な生徒さんたちがいます。特訓するようなケースはほとんどなく、私としても、ストレスなくピアノが弾けて好きになってほしいというのがコンセプト。そのための基礎を押さえながら指導しています。

そんな中、譜読みが早くてすごいなぁという生徒が、なぜか常に10%ほどいるんですね。

この曲やれるところまで練習してきてねと言うと、私の想像以上に進んでくる、その上譜読みミスがとても少ない！

譜読みに苦労しそうだなという曲でもクリアしてくるので、譜読みに手間取らない分,内容に時間を使えるので進度と上達が早い。うーん、理想的。

でも。不思議なことにこの生徒たちはコンクールに出てないんですよ。

小さいころ1，2度出てもちろん上位入賞したけど、その後は出てない。正直、出れば絶対上位に入ると私は確信していますが、それを伝えても出ない。もったいないですよねー。

コンクールはとにかく本人の希望一択です。

コンクール参加は、出るも出ないも本人の意思に沿います。別に出なくてもいい演奏目指してレッスンすることに変わりはないし、いい演奏ができたらそれが本人と私にはとても嬉しいこと。もったいない！とは思いますけどね、すごく。

この話を聞いたある生徒さん、「えー！うらやましいー！」

ですよね。私もそう思います♬