⑥子どもを伸ばす~子育ては試行錯誤
ありがたいことに私の教室ではそのような親御さんにお会いしたことはないのですが、まずは少し、プロの心理士の先生のお話を抜粋してご紹介しますね。
___子どもに注意すると嫌われるんじゃないか?どんなふうにしつけたらいいのか?子供が親の言うことを聞かないのは育て方が悪かったのではないか?など、心配や自信のなさで子どもに指導できない親が増えているように思います。主張の強い子どもの言いなりになってしまう親や自責が強くなってしまう親もいます。ある意味,初めての子育てなら無理もありません。が、自分なりに子どもにトライしその評価をしてみる。それを繰り返すことで子どもを理解できるようになっていき、子育てに自信がつくようになるのではと思います。。。
子育てに自信がある親なんてそうそういないのでは?と私も思います。
親も初めての子育てで、子どもが1歳なら親業も1年生。初心者なら試行錯誤があって当然ですよね。忘れてならないのは、
子どもに幸せになってほしい、自分の力を発揮して楽しいと思いながら生活していけるように…それが大切なのではないかと思います。
よく言われる躾ですが、これは生活の中で自然と教えていけるものが多いですね。挨拶や片付け、その場の振る舞い方やルールなど、他者と共生していくために必要なことをその都度教えます。
ここでは大きな声を出さないとか、走ってはいけないとか、周囲の迷惑にならないためのざっくりとした決まり事を教えれば大丈夫。迷惑をかけていることに気づかないと、幼稚園などでもお友だち関係で不都合が出てしまいます。それは勉強より大きなダメージになる場合も多いです。
おとなが生きてきた今までの知恵や経験から、子どもに伝えるものがある。家庭は最も小さな社会です。家庭の中で通用しても外で通用するとは限らないこともある。
社会との折り合いをつけるのはおとなでもむずかしいですよね。子どもならもっと理解できないかもしれません。
ですが、成長と共に少しずつ社会に適応していくように導くのは、子どもに接するおとなの役割です。子どもが外の世界でやっていけるためのルールを伝え、そして自分自身も失くさないようにバランスをとるのはなかなか難儀です。
だけど子どもは柔軟です。白黒はっきりしないこともわかってくるし、自分がいいと思っても周りはそうじゃないと知ることも学んでいきます。
親御さんなりの経験と周りとの兼ね合いから、おとなも柔軟性をもってアドバイスできるようにしたいですね♬
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