①子どもを伸ばす

夏休みも中盤ですね。毎日楽しくお過ごしでしょうか。

さて、子どもを伸ばすにはどうしたらいいか?これは親御さんも先生方も悩ましい所ですよね。

いろんな育児論・教育論がありますが、今回はおとなの役割のようなものについて考えたいと思います。

子どもの能力を伸ばすには、まず子供がそれを楽しいと思えることが大切と言われています。そう聞くと、じゃあゲームばかりさせていいの?という話になってしまいますよね。

能力を伸ばす、そこにはたいてい努力というものが必要になってきます。

その努力がむずかしい…んですよね。わかります。

ではおとながどんな役割をするのがいいか?

それは、子どもががんばれそうな環境を作ったり、おとなの言動でやれそうな気持ちにさせたり、そういった働きかけがポイントではないかと思います。

ピアノの練習で言いますと、

和やかな雰囲気で、自然とピアノの前に座って練習する気持ちにさせる。

練習に飽きたり根気が切れそうなときは、うまく励まし気持ちを前向きにさせる。そんなふうにされると子どもはがんばれますよね。

でもその働きかけがむずかしいわけです。

親御さんは、叱ったり押し付けたり、反論しにくい空気を作らないようにして、

「ピアノ、少し弾いてみようか」

「どんなふうに練習するの?教えてくれる?」

「この曲、明るくていい感じね」

「発表会の曲、聞かせてほしいな」

こんな感じで勧められるといいですね。この際の注意点は、何かをやっている時に練習させようとしないこと。

ゲームに集中しているとき、遊びに熱中しているときに、勉強や練習をさせようというのは失敗のもと。反発心や不満が出るだけ。そして「勉強・練習、キライ」と思ってしまうのです。

ですので、ある程度の約束を決めること。

つまり、週に〇日、〇時になったら練習、夕飯の支度が始まったら練習、などの約束をする。その時も、親御さんがこうしなさいというのでなく、子どもと話し合って本人が決めるという形に持っていく。

約束したら基本的にそれに沿うけれど、約束を盾に取りすぎないように。誰だって気が向かない時や機嫌が悪いときはあるもの。そういう時に決まりだからと無理強いするのは逆効果です。なので、〇日以上サボらないとか、じゃあ今日は練習休んで明日はやろうとか、譲歩できる提案をしてください。

私としては、1週間毎日弾いたらすごいと思いますが、あんまりそれを強制するのはすごく危険。週に4~5日練習したらすごく立派だし、週に3日でもかなりいいと思います。

もちろん、それぞれのスケジュールや生活リズム、性格などによってかわるもので、くれぐれもやりすぎ注意!ですよ。

もしお子さんの練習スパンに迷ったらいつでも相談してくださいね。アドバイスできると思いますので。。。では次回は、親御さんの言葉がけについて。



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