①子どもの成長と発達
今日は、4~6歳児の成長と発達についておおよその目安をお話していきますね。
まずは4歳児。
想像力がアップし、ごっこ遊びを自分で考えるようになります。身近なものを工夫して遊ぶことも盛んになり、友だち同士で遊びを見つけることもできるようになっています。
ちなみに、3歳児は他者との関係がそれほど強くなく、一緒に遊んでいるように見えてもただそばにいるだけという感じもあります。親と自分、先生と自分という関係は自覚されていますが、同じ年齢くらいの友達とはそれほど深い付き合い方はまだ…という感じのようです。
さて4歳児ですが、感情面では楽しい・不安という気持ちが芽生えており、葛藤というものも感じられるようになっています。おとなが思うより深いところまで感情は発達し、友だちとの競争心もはっきりしてくる時期でもありますね。悔しいという気持ちも芽生えています。
手先は器用になって両手を上手に使えるようになり、並行した行動も同時にできています。会話しながら遊ぶ、何かを見ながらほかのことを継続するなどが自然にやれるようになります。
感性も自由に広がって、絵本からの想像力も刺激され、絵も自分の感覚で描くようになりますね。その子独自の書き方を持つ場合もあります。
他者の存在がはっきりしてきて、周りから自分がどう見られているかもわかってきて、恥ずかしいとかプライドなども感じるようになっています。
このように、4歳児ごろはかなり色んなことが自分でやれるようになり、感情も意識的になって我慢もできるようになって社会性が伸びていきます。
おとなは、あんまり赤ちゃん扱いしないように付き合い始めてもいいかもしれませんね。
それでは次回は5歳児について。
0コメント