③想像力を広げて

レッスンを始めたころの曲は明るい曲が多いですが、進んでいくと短調の曲も出てきます。

私は子どもの頃、短調の曲をやったときに「なんてきれいな曲だろう…」と思った記憶が今もはっきり残っています。胸を打つというのか感動と言うのか、すごくきれい、すごくいい曲と思ったものでした。そんな名曲が?と思われるかもしれませんが、バイエルの中に何曲かあったんですよ。

さて、曲の好みは人それぞれ。明るい曲でも悲しい曲でもどっちを好んでも全然OK。でも、その曲が明るいのか暗いのか?それは感じてほしいですね。

人は、落ち込んだときは短調の曲を、嬉しい時は長調の曲を弾きたくなります。曲と共感するんですね。曲が自分の気持ちを代弁してくれると言ってもいいかもしれません。

もちろん、少し元気がない時に明るくパワフルな曲を聴くことで元気になっていくこともありますから、人は曲との共感で、気持ちをなだめたり発散したりしているのです。

共感がなされると、友達との関係もいいものになります。いいことがあったら一緒に喜び、沈むことがあったらそれを思いやる。そうした関係を築くことで、お互いが支えあったり信頼したりするようになります。

自分とは違う気持ち・考えの人がいると知ること、それを尊重してつきあえること、そうすることで自分の気持ちも大事にできる。人同士の関係は、共感することがポイントかもしれませんね。

相手の気持ちを思いやること、曲の性格を感じること、これは想像ということを介して密接な関係があります。幅広い人格形成をしていくよう育てていきたいですね。

福島県郡山市|橋本亜紀ピアノ教室

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