感じ取って
小学校高学年から中高生以上の、原典版を使うような生徒さんたちはレベルが高いです。
小さな生徒さんたちの曲なら、ここはこう、こっちはこうという風に教えられますが、レベルが上がると、言葉だけではムリなことが出てきます。
音色の違いもタッチの弾き方も、微妙なものが多くなってくるんですね。まさに「こんな感じなんだけど、どう?」というような。
そんな時私は、お手本を弾いて聴かせます。
ふつうに弾くとこうなって…こんな風に弾くとこういう音になるの…どう?わかりそう?
「あぁ、はい!」
聞くと一目瞭然のように、みんな納得してくれます。
…でね、こういう音色にするには指をこんな風に…など、細かいことを指導していくのですが、どの生徒も最初はなかなかうまくいかなくても、いつの間にかやれるようになっていくのですね。
レベルが高くなると、言葉だけでは指導しきれないものがある。
直に音を聴いて、その違いを感じて、そしたらもっともっとうまくなっていきますよ♬
0コメント