ひとりずつ
ピアノのレッスンは1人ずつ、先生と生徒さんの1対1です。
こうした形式というのはピアノのほかには家庭教師くらいかな?
学校のように先生1人と生徒がたくさんという形だと、中間層である約7割の生徒を対象に授業を進めていくことになります。
なので、もっとここをじっくり勉強した方がいいという生徒がいても、そこにとどまるわけにはいかない。逆に、もっと早く先へ進みたいという場合もそれはムリ。これは仕方のないことです。
さて、ピアノのレッスンは1人ずつなので、その生徒が苦手とするところには時間をかけ、弾けているならどんどん進めます。つまり、オーダーメイド方式。
私の妹は高校教師、ある時こんなことを言っていました。
「授業のあと質問に来た生徒に、さっき教えたことと全く同じ言葉で説明するんだけど、授業のときはわからないのに、個人的に教えるとわかった!となるんだよね」
これ、不思議なの、授業と全く同じ言葉で説明してるだけなのに。。。
そうなんですよね。
たとえば私たち指導者用のセミナーで講師の先生の話を聞くとき、人が多いほどこちらの集中は薄くなりがちで、聞き流すことも多いような。
私も思います。
レッスンしている生徒に、噛んで含めるように、場合によっては同じことを何度も教えていると必ずそれが生徒の中へ届くんですよね。生徒との周波数を合わせながら教えているのかな?
1人ずつのレッスンはその成果がダイレクトに返ってくるので、本当に教え甲斐がありますね♬
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