集中力を養う
ピアノの練習は脳の発達におすすめというのは、もう皆さんよくご存じかと思います。
私も生徒たちをレッスンしていて、
“音符を読んで、どの指を動かすか命令し、弾く”という作業は集中しないとできないなと痛感します。
つっかえずにうまく弾けるようになるということは、スムーズな回路が作られること。
その回路を作るために、繰り返し弾く=練習が必要になる訳です。
みんなそんなこと意識してはいませんが、私は生徒さんたちの脳内に回路が少しずつできていくのを感じます。
この子はあと5回弾くとかなり自信がつくなとか、まだ脳が理解してないからスムーズじゃないなとか、指の方が馴れてないからつっかえてるんだねとか、なんとなくわかります。
小さなお子さんはまだ練習や努力ということを意識してないでしょうが、いつのまにか「やったらできた!うれしい!」という気持ちを味わえるように指導しています。
「先生とやったらできた!」という子は多いので、もし自宅練習でうまくいかない時は追い詰めずに、レッスンでまた一緒に練習しましょうね。
お母さま方はお子さんの伸びを褒める係、先生は指導していく係。
お母さまが叱らず、やらせすぎず、指導を先生に任せてくだされば、必ずお子さんは伸びていきますよ。
「ピアノがイヤ」と言う子は多いようですが、ピアノじゃなく練習がイヤ、叱られるからイヤになるんですよね。
レッスンすることで自然と集中力が養われるように、習ったことを実行できるように見守ってあげてくださいね♬
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