気持ちの開示
思っていることを相手に話すこと、簡単に言うとこれが気持ちの開示です。
困ったとき、誰かに相談・話すことで考えが整理されたり、新しい視点に気づいたりする。それで解決するわけじゃないけれど、気持ちが軽くなったり別な道も見えてきたり。
悩み事じゃなくても、ちょっとしたことを誰かとおしゃべりすることでストレスが解消されるのですね。
さて、生徒さんやお母さまが「コンクールで入賞したいんです」「合唱の伴奏ができるようになりたいです」「ショパンのあの曲を目指したいです」なども気持ちの開示。
このように率直に言ってくださると、その意向を踏まえながらレッスンを進めていきます。
コンクールに出たいのね、それなら‥‥
伴奏をやれるようにしたいなら、この方向で…
あの曲が憧れってわかるなぁ。じゃあ…と、その心づもりで指導できるので助かるんですね。
「今はムリかもですが、いつかあの曲が弾けたらなぁと思ってるんです」
こう伝えてくれた生徒さん、何人もいます。
私はそれに応えたい、望みをかなえてあげたいから、少しずつその曲に近づいていけるようにとレッスンしています。
気持ちを開示するって、できる人はすんなりできるけど、しにくいタイプもいますよね。
ですが、レッスン上でいえば、先生はそのためにいると言っても過言じゃないですよ。
コンクールも色んなタイプがあって、どれがあなたと相性がいいかというのも先生ならドンピシャわかりますし、それぞれの予定に合わせた日程からのチョイスもアドバイスできます。
また、私は心理士の資格を持っていてハンデのある方との接し方も慣れている方だと思いますが、お子さんの発達などについての相談事も聞くことがあります。お母さまから話してよかった、安心できたと言っていただくと私も本当に嬉しくなります。
心配事やご希望を打ち明けていただくとそれに応じた対応ができますので、気持ちの開示、どうぞ馴染んでくださいね。
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