課題との相性
私は本を読むのが好きで、よく図書館に行きます。
でも、いつも興味深い本に出会えるとは限らない。相性もありますしね。
曲も同じです。
最初の頃は、テキストを消化していくことが実力に直結します。
どの教本も、様々な内容が簡単な順に並んでいます。だいたいはそれに沿っていくことで実力がついていきます。
実力がついていくと好きな曲(ディズニーやアニメや伴奏など)が弾けるようになるので、基礎力は本当に大事。
でも。
たまに難航することがないわけじゃない。
生徒によっていろいろですが、リズムで苦労することも、指使いがうまくいかないことも、音域が広がって馴染みにくいことも、出てきます。
もし、今の練習曲がどうしても心折れそうと感じたら、その時はちょっと先生に相談してくださいね。
必ず、いま、それが弾けなきゃダメってことはないんです。
もしかしたら3か月後にすんなり弾けるかもしれない。
もしかしたら別な曲を練習した後に取り組めばできるかもしれない。
まさかと思うかもですが、そういうことってあるんですよ。ただ、生徒さんや親御さんにはそれがわからない。でも先生にはわかる。当然ですよね。“先生”なんですもの。
子どもの成長は一直線に伸びていくものではありません。
上がったり停滞したりバックしたり、でも長い目で見れば必ず上がっていくのです。そのために先生がいる。
練習に気持ちが折れないなら、もちろんそれでだいじょうぶ。
でももし、自信をなくしやる気をなくすようなら、そっと先生に相談してね。対策はいろいろありますから安心してね♬
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