中高生のレッスンで
中高生の生徒さんたちの選ぶ曲は、難しさはもちろんですが曲も長い。10ページ以上の曲を弾くこともあります。こんなに長いと暗譜も大変ですよね。
でも、全体をどうまとめていくか?これはもっと大事、というか欠かせません。
ここで先生の解説がポイントになってきます。
___まずはここまでがひとつのまとまりになってるでしょう?だから、途中で気を抜かないように。
そして次はここまで。ということは、この中間部は冒頭と同じテンションではないから、なんとなく弾いちゃわないように気をつけて……
長くて難しい曲は、目の前の音を追いかけていくだけでも大変。
なので、先生が解釈や全体のバランスを教えます。
___ということになってるの。だからこう弾くといいし、こっちはこうなるのね。どう?
「…はい、たしかに」
うなずき納得しながら弾いてみると、演奏が変わってきます。
___そう!それでいいよ!その解釈を忘れないでね。
。。。。むかし、私がこの曲を弾いた時に、こういうことを知ってたらもっと良くなってたんじゃないかなぁ‥‥
生徒さんたち、あなたたちはみんな、昔の先生より上手ですよ!
私はそれがすごく嬉しいのです♫
0コメント