中学生たちの音色
中1のかーちゃんに、最近楽しいことってなに?と訊いてみたら、
「えーと‥‥この頃ピアノを弾く時間が増えました」
あら、どんな感じ?
「気分転換?勉強の合間に弾いたりしてます」
まぁ嬉しいこと!私はみんなに、こんなふうになってほしいと思っていたのです。
ピアノ、基礎を使いこなせるようになって、表現する楽しさを知ったら、“練習”という義務的なものでなく“弾きたくて弾く”になってほしい。私はずっとそう思っていたんですね。
かーちゃんがいつの間にかそうなっていて、本当に嬉しい!
こちらも中1のあーちゃん。
弾いた瞬間、あ、音がいい!発音も音色も良くて心と音が一緒に動いている。きれいな音色と表現がある!と、嬉しくなりました。
あーちゃん、いい出来映えねぇ。すごくいいよ。じゃあ、もっとこうしてみない?
あーちゃんのレベルが上がったことで、私の感性も動き出しました。
いい演奏って何でしょうね?
まずはいい音で、いい弾き方で、表現する心があって…
素直できれいな気持ちで弾くとそれが本当に伝わって、少しミスしたとしても全然気にならなかったりする。弾き手の心が伝われば、ミスなんて本当に些細なことなんですね。
夏休みであんまり練習できていないかもと思っていたのですが、なんだかみんな良くなっていて先生はとても嬉しい!
ピアノを好きになってほしい、ピアノを友だちと思ってほしい___これが先生の願いです♫
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