まずやってみる
8月13日の朝日新聞に羽生結弦選手のインタビュー記事が載りました。
___9歳の自分、跳びたいジャンプがきれいに跳べたり、勝ちたいときに勝てたり、そういう瞬間がものすごく好きだったんです。
ただ、それまでの練習はすごくつらかった。大変な練習を積み重ねたから9歳の時に一気に飛べるようになった。その時に努力の結果を一番感じられたからこそ、スケートが好きだったのかなと。
サボりもしたけどがんばったから、9歳の自信にあふれた自分というのが出来上がり、それが今も続いていると思う。
何事も基礎がすごく大きい。つまらない練習がいずれ花を咲かせる土になると思って、基礎練習は常にした方がいい。僕は今もやっています___
そう。本当にその通りだと私も思いました。
このお話をレッスンに置き換えると、
基礎的なことができた上でいろいろなことを身に着けていくと、本当に上達しますよ。本当です。
コンクールに出ても出なくても、私はどの生徒さんにも同じ基礎から教えます。それを踏まえつつ、その段階に合わせて少しずつレベルアップさせていくという感じでしょうか。
それが最もあらわれるのが、コンクールや発表会のレッスン。
毎回そこまでやると進度が遅れてしまう、だから、本番がある時にじっくり教えます。
ステージのたびに深いレッスンをしていくことで、いろんなことが身に着き上達していくのですね。
羽生選手がおっしゃるように、基礎練習はつまらなくて大変だけど欠かせない。本当にその通りです。
わかっていても、それがなかなか難しい。その最初の一歩がむずかしい。わかる。
「だから先生とやろうね」
一人じゃハードル高いけど、先生と一緒にやればできますよ。先生と一緒なら本当に全員がやれるんですよね。
まずやってみる。それに慣れていく。そしたら一人でもやれるようになっていく。
みんなが成長していけるように、先生はいつでも力を貸しますよ♬
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