★習い事の効果
ピアノはひとりずつの個人レッスン。
ということは、
お子さんが、おとなの先生と1対1で会話するということでもあります。
学校やほかの習い事を考えてもわかるように、お子さんが1人でおとなと向き合うことって意外とありません。だいたいほかにも生徒さんたちがいますから、
何か訊かれる→誰かが答える、で、自分が発言しなくても済むけれど1対1ならそうもいきません。
つまり、レッスン室でお子さんたちは、おとなと会話することに馴れていきます。
これは、いずれ経験する面接などでおとなと会話する練習にもなるということです。
レッスンは、先生というおとなと付き合い方を覚えていく機会にもなります。挨拶や返事、受け答えなど、社会性を上げていく要素もあります。
小さいうちは小さいなりに、年齢が上がるにつれてもそれなりに、
会話や挨拶を覚えていくことで、きちんとした場面でもごく自然にふるまえるのではないかと思いますよ。
現にうちの生徒さんたち、自然にいい会話ができています。
今日はちょっと寒いでしょう。ヒーターつけましょうか?
「少し寒いけど、それほどじゃないから大丈夫です。雨も降ってきましたよ」
そうなの?梅雨も近いみたいよね。
「そうらしいですよね。雨が降ると頭痛がしやすくて…」
あら、先生も。どう?今日は大丈夫?
「はい。大丈夫です!」
これ、ごく普通の会話ですよね。
でも、おとなの生徒さんがおっしゃっていました。おとなの方でも、「はい・いいえ」だけで終わるから話が続かない、と。
面接でそれだったらちょっと良くないですよね。
YES・NOだけでなく、肉声のようなものが伝わって意思疎通ができる人に成長していきましょうね♬
0コメント