★①生徒は分身?
中高生になるとレベルが高い曲になってきます。
「この曲やってみたいです!」
「このコンクールに出てみたいんです」など、先生もその意欲に応えますよ。
先生は思います。
___私もあなたくらいの時にこの曲弾いたよ。むずかしいよね。特にここは覚えづらいよね。だからその苦労がよくわかるの。実はそこ、こんな風になってるの。それに気づくと弾きやすくなるよ。
「あ、なるほど。気づかなかった!」
でしょ?先生も昔は気づかなかったよ。でもこんな風に習えばわかりやすいよね。
「本当だ。へぇー!」
気づかなくても大丈夫。
先生に習って、「あ、そうか!」と思えばいいの。どんなふうに弾けばいいか、どんな風に解釈すればいいか、先生が教えるよ。そしたら弾きやすくなるからね。
むかしの私は迷路の中で右往左往してたけど、生徒たちにはもっと短距離で上達させたい。私が味わった苦労を半減させてあげたい。
あなたたちは、むかしの私。
そして一生懸命ピアノに向かうみんながすごくかわいいの。一緒に弾いていこうね♬
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