②生徒は私の仲間
さて、生徒たちは私の仲間というところです(←ようやく)
同じような年ごろに同じような曲を練習してきた私だからこそ、
あなたの大変さやむずかしさ、そしてその価値もよくわかる。
だからこそ、
あなたは単なる生徒ではなくて、同志のような気持ち?がじんわり広がってくるのです。
そこ、大変だよね。でもこういう練習をするとうまくいくよ。
あ、弾けるようになったね!よかった!うれしい!
生徒が難所をクリアすると、自分のことのように嬉しくなります。
だっていかに大変か私は身をもって知っているから。
ひとりだったら心折れちゃうよね。あきらめたくなっちゃうよね。
でも先生がいつも伴走するからだいじょうぶ。
必ず弾けるようにしてあげるからだいじょうぶ。
だから、しんどいところは遠慮なく言ってね。必ずうまくいくよ。。。
いつしかあなたはただの生徒ではなく、先生のピアノ仲間のような存在になっているんですよ。
同じ苦労を乗り越えた弾き手にしかわからないことってあるものね。
一緒にこの曲をやっていこうという気持ち、こういう楽しさがあるなんてね。
ピアノの先生で幸せです♬
ロシアとウクライナがとんでもないことになってしまって唖然。まさかこの時代に戦争だなんてありえない、としか。という話を娘としたときに、
なんとか助けてあげたいよねぇ。かといって私にやれることなんか…
「ほんと!今すぐにでもウクライナに行きたいよ」
だよねぇ。私でよければ力になりたいけど炊き出しくらいしかやれないよね。
「後方支援?ちがうちがう!戦車に乗るのよ」
え?
「だから、戦車に乗って前線に行くのよ」
戦車ってちょっと何言ってるの?
「だって戦車に乗らなきゃ何もやれないじゃない。後方支援なんてぬるいのじゃイヤなの」
…たとえそうだとしても戦車はプロじゃなきゃムリでしょ。
「あのね、調べたの。なんか訓練受けられるみたいなの、戦車とかの」
…調べたの?なんかちょっと本気が入ってる?
「うん。それ用の訓練があるっていうから、それ受けたら私も戦車に乗って戦えるはず」
…そうか、わかった、うんうん。その心意気はいいね。でも、初心者は足手まといになると思うからそこはちょっと、ね?
「やっぱり?…だとは思ってるんだ。だから筋トレ始めたの」
筋トレ?なんで?
「もし戦争が起きたら、ううん、そうじゃなくても敵が来たらやられちゃわないようにって思って」
…敵。。。うん、そういうこともあるかもね。でもまず警察呼んで…
「甘いなー。警察に電話してる間に敵は逃げるか、こっちが殺されるかだよ」
「少女よ敵を打てみたいな本知ってる?何軒も回ってやっと買えたの。よかった!」
…そうかそうか。よかったね…
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