①生徒は私の仲間
妙なタイトルですよねぇこれ。まぁどうぞ読んでみてくださいね。
中高生辺りになると大家の作品を弾くようになってきます。
モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ドビュッシー、ラフマニノフ‥‥
ピアニストたちがCDに録音し、ステージで演奏するような曲です。
こういったハイレベルの曲をレッスンするのは、とても嬉しくて楽しい!
生徒さんたちの方は大変かもしれませんが、
ほとんどはご自分で選んでいるから、難しいのを了解した上での練習です。
そして私の心の中では、あぁなつかしい…という感慨も。。。
___私もあなたくらいの時にこれを弾いたよ。むずかしいけど、弾くのが嬉しかったなぁ。憧れの曲だものね。
生徒たちをほほえましい気持ちで見ている私。
___小さかったあの子が、こんな曲まで弾けるようになったのかぁ…すごいなぁ…
ついそんなことも思ってしまいます。
私が生徒だったときは、とにかくやみくもに練習するしかなかったなぁ。指使いも手探りで、テクニック的に難しいところはあきらめたり、でもこの曲を弾いているだけでも楽しかったなぁ…
生徒たちに昔の自分を重ねます。
ここはちょっと苦労するよね。でも、こんな風に解釈するとわかりやすくなるよ。
ここはこういう手首で弾くとミスしなくなるよ。
ここは本とは違うけどこういう指使いもあるよ。
この曲の形式はこういうものだからここでブレスするの。。。
昔の私が苦労したところを、
今の私は、生徒たちが苦労少なく弾けるように教えることができる。
これがとても嬉しいのです。
手探りでもがくのも学びだったけど、すっとこうして教わってたらもっとうまくなってたかなぁ…?
今の私なら、生徒たちの大変さを最小限にしてあげられる。
先生になってよかったなぁと思います♬
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