②コンクールの使いかた
コンクールでの入賞にだけ目を奪われないように気をつければ、コンクールというのは長所がたくさんあります。
まず、
本番までに完成させていくという計画性をつける。
私は生徒さんに、コンクールっていつ?と訊くことがありますが、意外なほどそれを知らない子が多いですね。
つまり、本番までに仕上げていくという意識を持っていないということ。
あとどれくらいで完成させなきゃならないのか?
ご家庭では、それをさりげなく意識させるようにしてみてください。
先生は間に合わせようとストレスを感じることも多いんですよ。
初出場のお子さんならピンと来ないこともあるでしょうが、
二度目以降なら、だいたいの雰囲気や結果がついてくるということもわかってきますね。
前回までの経験を糧にして、後悔のないステージを務められるように。
私はとにかく、“いい演奏をする”これだけをいつも目標にしています。
純粋にいい演奏を目指す、そしたら結果は自然とついてくる、ということを先生はよーく知っているのです。
そして、
本番が終わった後で生徒たちに後悔させたくない、悲しい思いをさせたくない、それだけ。
さて、ここで生徒さんの視点になってみると、
「コンクールに出て入賞したい、けど練習はイヤになっちゃうなぁ…」
うん、そうだよね。よくわかるよ。
でも練習なしに入賞,それはムリってもんです。
とくにピアノは一夜漬けが全然効かない。
だから日ごろからの練習も大事だし、課題曲の練習はもっと大事になるのです。
___もし落ちたらイヤだよね。だったら今からでもがんばろう!まだ間に合うよ。
これが、今言える先生からのアドバイス。
みんなが後悔しないように、入賞するために必要なことをちゃんと教えていますよ。
だから、
レッスンで習ったとことをしっかりマスターしてね!それだけが願いです♬
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