④心の栄養に
では、もっと大きくなった生徒さんについて。
ある程度基礎を学び、それを使いこなす段階になったら、あなたの好きな曲を選んでね。
先生から、
何か弾きたい曲、弾いてみたい曲はある?と訊かれたなら、遠慮なくどんどんリクエストしてください。
ピアノで自分の好きな曲を弾くこと、これは効果抜群!の心の栄養になります。
ピアノはもともと、好きな曲を弾けたらいいなという気持ちで始めていませんか?
好きというより憧れといってもいい。
そういう曲に近づいていくために、先生は基礎からしっかり教えているんですよ。
好きな曲を弾くのは、生徒さんにとって“練習”という感覚はありません。
好きだから、弾きたいから弾くの、という感じでしょう。
それが大事!すごく大事!
お母さま方には、流行りの曲を弾くなんて遊びにしか思えないという方もいらっしゃるかもですが、
お子さんが好きな曲を弾くことで、ほかの練習曲も伸びるんですよ。これ、本当です!
ピアノを弾くには、鍵盤感覚というものがあります。これ、みなさん考えたことがないでしょうが、とても大事!
鍵盤感覚についてはまたほかの機会に譲るとしますが、鍵盤感覚が育つとミスが少なくなり譜読みが早くなります。
さらに、ピアノを弾く指、というものも作られていきます。
これらの上達に欠かせない要素が遊びのような気持ちで弾くことで身に着くなんて、
やらないのはもったいない!
もちろん、基礎力をつける、基礎的な弾き方から外れないという前提はありますが、
かなり効果的だと私は実感していますよ。
もし学校などでそれを弾いたら、聞いた人たちは喜んでくれることまちがいなし。
「また弾いてね。また聴かせてね!」と言われる嬉しさは、レッスンしてきた人しか味わえません。
基礎を身に着けながらどんどん進んで、心の栄養もふくらませてね♬
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