【再掲】コンクール出場を考えるときに…①【2010.06.13】
たとえば、20年前と比べると、昨今はピアノコンクールがたくさん出来ていて、
それによって、先生方も生徒さんたちも、
ピアノへの認識が向上していると思います。
ステージで納得の行く演奏ができるように、
精一杯の努力を積み、それが‘実力’になっていく。
年1度の発表会に加え、コンクールに参加することで、
実力養成の機会が増える。
「もっとうまくなりたい」と積極的に思う時、
コンクール出場はとても有効です。
その場合、気をつけなければならないことは、
コンクールだけに目がいってしまい、課題曲だけで一年が終わってしまう。
そんなことにならないようにしたいですね。
成長する時期に、テキストで学ぶべきことを体得し、
余力があればコンクールに参加して実力を養う。
私はこのスタンスをお勧めします。
もちろん、テキストも十分進んで意欲もあるなら、コンクール出場は大賛成。
じっくり取り組んで演奏を磨いていきましょう。
コンクールがこれだけたくさんあると、
どのコンクールにでればいいか迷うし、内容の判断も難しい…
そう思う時もありますね。
私は、審査基準等に納得のいくコンクールには毎回参加させています。
その上で、
出場希望の生徒さんに合ってプラスになるようなコンクールを勧めています。
生徒さんのほうから、
「このコンクールを試したいのですが…」という時も、
私自身が納得のいく場合はもちろんOKです。
基本的に、それが生徒さんのプラスになり、
私自身も納得できることならOK♪ということです。
コンクールに振り回されず、自分の糧となるチャンスと捉えて、
着実に前進していきましょうね♪
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