いい演奏は

いい演奏ってどんなの？と訊かれると色々ありますが、“聴いていられる”というのが目安になるかも。

ミスしたりつっかえたりしても、いい演奏というのはあるんですよね。

ミスがあっても、いい音色だなぁとか、フレーズから伝わってくる何かがあるとか、そういう演奏は“いい演奏”と思います。

今回、発表会の動画をアップした際、ミスがあってもいい演奏が多いなぁと改めて思ったんですね(親バカですみません)

みなさんどうしてもミスがあるかどうかに焦点を当てたくなりますが、ミスの有無にかかわらず、いい演奏というのは多いんですよ。

どうぞお時間ある時にでも、うちの生徒さんたちの演奏を聴いてみてくださいね♬

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

“90歳の野ばら”が再生回数800回を超えました。天国の鈴木さんもきっと喜んでいると思います。

亡くなる1週間前のお電話では、いつもと変わらずしっかりしたお声でお元気そうで、

ご連絡くださったらいつでも面会に行きますねとお伝えした私に、

明るいお声で「またよろしくお願いします」とお答えになった。それを聞いて、あぁ不調なくお過ごしなんだと安心していたところでした。

「100歳まであと10年、レパートリーを100曲にしたい」というのを聞いて、私は毎年発表会をご一緒できるかもと本当に思っていました。今でもまだ切ない淋しさが残っています。