親と子の相性

今日は心理士の先生のお話から。


___親と子の間で、相性がいい場合もよくない場合もある。それ自体が悪いことではないので罪悪感を感じる必要はない。ある意味それは普通のこと。

大切なのは、かかわり方を子どもに合わせて変えることである。

たとえば、相性が良ければ素の自分でいいけれど、そうでない子には「この子はこういうタイプだからこういう言い方をしよう。こういう捉え方をしよう」と心がけること。そしてどうすればつながりやすくなるかを見極め、なるべく密にかかわり、時間をかけるようにする。

子どもに親とかかわっている(かわいがられている)という記憶を作ってやり、子が親に愛されたという記憶を残していくこと。乳幼児期にかわいがられた経験があると、他者といい関係を結んでいく人間になっていく。そうでなかった場合、人への安心感が少なく攻撃的になりがち。

言葉がわからない0~1歳児の頃に、口調や表情、スキンシップなどはこの年頃ならではの敏感な五感で親からのかかわりを感じ取っていく。

親とつながっている安心感があることで、自分の能力を最大限発揮し幸せになっていける。

あらゆることが便利になり、努力が面倒に感じがちな現代。しかし、自分の頭や時間を何に使うべきかしっかり考えなければならない。。。


___なるほど、と思う内容ですね。

どこかで読んだのですが、親が子の意思を尊重しその判断に任せるという育て方は、一見よさそうですが必ずしもそうとも限りません。

もちろん、子の意思を聞いてそれが最善と思うならそれでいいのですが、子の逃避、怠けを見逃すことも多くあります。その口実を見抜けないのはおとなの判断ミスになりますし、子の成長にもマイナスです。

正しい方向を示しながら子の意思を聞き、そして努力することを少しずつ教えていけることが教育ではないかと。

それにしても子どもに接するおとな、親御さんというのはなかなか判断がむずかしいものですね。

子育てをした私の経験から申しますと、

完璧に考えを固めてしまわずに、柔軟性と多少の迷いを持ちながら育てていいと思います。

その時々でどういう選択がいいのか判断に迷うことは多く、でもその迷いや揺らぎを持ちながらやっていくことで何とかなっていく柔軟性につながることは多いという気がします。

あの時はこう思ってたけど、今思えばそうじゃなくてもよかったなということは色々あります。そうしながら親の方も、子と一緒に親としての学びを経験していくのですね。


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