言葉の使い方
子どものころ時々思ってたのですが「○○した方がいいよ」と言われると、これって『●●でもいいけど○○の方がいいってニュアンスあるよね』と。こう感じるのは私だけですか?
○○した方がいいという言い方は、○○しなさいとほぼ同義語でみんな使っているようだ、その方が言い方が柔らかいよねとわかってきた記憶があります。
さて、教える立場になって思ったことが、こうしたあいまいな指示は子どもを迷わせることがあるということ。
たとえば、
「ここはフォルテって書かれてるけど、小さめに弾きたいならフォルテじゃなくてもいいよ」と教えることがあります。私の真意は『表現の意味としてフォルテでもいいし、小さくてもいい』と言葉のままです。
でも「そこに#がついてるから#した方がいいよ」というのは解せませんよね。ここは「#しないとダメ」なんですし。
命令調が含まれる=ほかの選択はない、ということであり、どちらでも好きな方で大丈夫という場合はそのニュアンスで伝える必要があるよねと、特にお子さんには明確な言葉で教えていこうと心がけています。
何だか理屈っぽい話になっちゃってすみません♬
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