伴奏・この時期になると…
7月になったと思ったら中学生たちが合唱の伴奏譜を次々と。今年もその時期なんですね。
すでに8人の中学生が伴奏に決定。この分で行くと10人ほどが伴奏を担当するかも?
それにしても今年は異例。いつもは伴奏のオーディションをするのですが、今年は8人全員がすでに伴奏者に決定。。。どうして?
「ほかに立候補がいなかったんです」
「いつもやってるから当然私がやるとみんな思ってるみたいで」
あらまぁ、そうなの?じゃあ練習がんばらないとね。
そういえば、この時期になると思い出す記憶が…
私の高校ではクラスごとの合唱大会があり、私が伴奏に。パート練習が終わって初めてピアノと合わせようと前奏を弾き始め、さぁ歌が始まるというその時が来てもシーンとしたままで…
え?なんで歌わないの?とピアノを止めた瞬間、「わー!前奏かっこいいー!」「ほんとー!いい曲だねー!」と大笑い。当時の女子高生ってこんなもんでした。
そうそう。思い出すことがもうひとつ。
担任の先生のお誕生日をサプライズでお祝いしようと、ホームルームの時間を音楽室に移動し突然のハッピーバースデー。50代の星野先生はびっくりして嬉しい笑顔に。
「教師生活、こういうことがあるからやめられないね。みんなにお願いがあります。僕の大好きな曲を歌ってくれないかな?」
そう言ってリクエストされたのはペギー葉山の“学生時代”
今の方はご存じないでしょうが、当時の私たちにとっても懐メロ。懐かしさと感傷的な気持ちになる名曲で、急遽伴奏してみんなで歌ったものでした。
あの時の暑い音楽室、みんなで声を合わせたひたむきさ、先生が喜んでくれたことが嬉しかった同級生たち___たったそれだけのことが、何年たっても思い出されます。
音楽はちょっとしたタイムスリップをさせてくれますね♬
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