③白黒思考
まちがうのがいや、こわいと思うケースは時々見られます。お子さんですと、できないから、まちがうのがイヤだからやらない、という形で表れやすいようです。
これは白黒思考の傾向があるかもと思いますが、この白黒思考とは?
別な言いかたでは0ー100思考ともいいますが、簡単にいうと、いいか悪いか?と考えてしまうもので中間がないのですね。
たとえばピアノで言うと、まちがったらダメ、まちがわなかったらいい。入賞すればいいけど、しなかったらもうすべてがダメだとさえ思ってしまう。
おとなでこういう思考の方はいますよね。役に立つからいい、立たないから悪い。業績がいいから優秀、結果を出せないから不要などと考えてしまうわけです。
子どもというのはおとなの前段階。いろんな経験をし、色んな学びを得てバランスよく成長してほしい。さまざまな苦難が来ても乗り越えそれを肥やしにし、前を向いて歩いて行けるように。
いい成果を出せば一緒に喜び、がっかりすることがあったらそれに寄り添い励ます。前を向けるようにうまくリードしながら、困難から回復できるように導かなくてはなりません。
そういった寄り添いや理解を示さないと子どもの精神を削ぐことになり、何かの壁にぶつかったときにもろくなってしまいます。それも、ちょっとした衝撃に倒れてしまうことも多いのです。
この白黒思考の傾向が子どもに感じられたら
「まちがったら直せばいいんだよ」「ダメだったら次がんばればいいんだよ」「1番じゃなくてもがんばったんだから立派だよ」「できなかったら少し練習してみよう。できるようになるから」と常に声をかけていくことが大切です。
白黒思考の場合は気持ちも考えも固くなっていることが多いので、それを少しずつ溶かしていくのですね。
すべては練習。すべては慣れ。でもひとりでは克服がむずかしいからおとなが手を貸す。
みんなでお子さんを育てていきましょうね。
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