④子どもとの関係
前回お話したかーちゃんのお母さまは子どもの世界を認めて、少しずつ社会とのかかわりへ送り出していく気持ちでいらっしゃいました。とても上手な子育てをしている印象ですね。
ハラハラすることがあっても子どもに任せ、様子を見ていく。
よく言われることですが、子どもが大きくなるにつれて、手を出すのでなく見守っていくことが大事になってきます。子ども自身がおとなに支配されているという感覚を持ってしまうと窮屈に感じ、ひいては反抗的になっていき信頼関係は失われていきます。
そうならないようにするには、話しやすい関係の構築が肝心になるわけですが、子どもの方から見てみますと、困ったときに話を聞いてもらえる、受け止めてもらえる空気があると、とても安心して外へ出られます。
家庭というのは子どもの安全基地。
何かあって傷ついても、落ち込んでも、がっかりしても、家に帰って心を休められたらそれが立ち直り。そこで気持ちがなんとなく慰められたら、また外の世界へ出ていけるようになる。この繰り返しです。
親御さんにはかないませんが、羽を休めてまた外へ出ていく力になれる場所、私はそういうレッスン室にしたいと思っています♬
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