挿し絵から
最近の楽譜はカラフルで絵本のようなものが多くなりましたね。私が子どものころにもこんな本があったらよかったのになぁ。
さて、新しいページを開いたとき、生徒さんはまずどこを見るでしょう?
大きい子たちは、題名や音符を見るでしょう。どんな曲かな?むずかしそうかな?と。
でも小さい生徒さんたちは、音符や題名より挿し絵が目に入るかも。
「あ、うさぎさんだね」
「こんなところにピアノがあるー!」
こんな時私は、余裕を持つ大切さを思い出します。つい新しい曲を教えようとばかりするけれど、子どもたちのこういうワクワクは本当に大事にしてあげたい。
ホントね、くまちゃんもいるね、ちょうちょも飛んでるね、みんな仲良しだね。。。
さて、りーちゃんは先日こんなことを言いました。
「この花、学校の帰りに見たことあるよ。ポピーっていうんだね」
そうそう、先生も近所で見かけたけど名前知らなかったの。ポピーなんだねぇ。
「これね、花びら取れると星みたいなのが残るんだよ」
あらーそうなの?知らなかったわー。
「これ、ピアノの本にあった花だなと思って見てたの」
りーちゃんは生活の中に楽譜の景色を思い出していたんですね。
レッスンが、遊びのような楽しみのような学びのような、それらが全部ミックスされて伸びていけますように♬
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