①もっとやればいい?
「もっとやればいいのに…」
これ、時々お母さまから聞く本音?でしょうか。
練習しているお子さんを見て、もう少しやればいいのにと思う気持ち、わかりますよね。
それは、もう少し長くという時間の面と、もっとその先もという量の面、両方に言えることのようです。
私は、お母さんの気持ちがすごくよくわかります。そして同じくらい、お子さんの気持ちもよーくわかる。
ここでお子さんの立場になってみますと、
「今日はこれだけやったからよし」「早く終わらせて遊ぼう」「宿題の通り、練習はここまでだ」「練習したんだからもういいよね」などでしょうか。
おとなはつい「もっと・もう少し」と思ってしまいます。ムリもないですよね。
でも、うんざりする気持ちになると誰だって練習がキライになってしまいます。ピアノと練習は別物なんですが、それは混同されやすい。練習はいやでもピアノがキライなわけじゃないんですよね。
なので、やりすぎ注意!もちろん、さぼりすぎ注意!でもありますが。
集中力はその時によって違います。ですので、無理なく練習できる時間で全然いい。
また、どこまで練習するかというのも本人と相談して決めています。お子さんが負担にならない量を決めて、練習への抵抗感がないようにしています。だから、お母さま方心配しなくてだいじょうぶですよ!
集中も練習量も、意欲が育てば伸びていきます。
その証拠が発表会のあと。ほかの生徒さんたちの演奏を聴いてみんな刺激されるんですね。私もあんな風に上手になりたい。私もあの曲、弾けるようになりたい。。。
みーんなだいじょうぶ。ちゃんと伸びていきますよ♬
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