①子どもの社会性
子どもは、親=おとなの言動を見て、自分の中に他者とのかかわり方を学んだり構築したりしていきます。これは生活の中で自然となされていることですね。
子ども、人間にとって最初の社会は家庭。
まずは親御さんから色んなことを学んでいきます。
余談ですが、こんな話を読んだことがあります。
___親の体調不良で、乳幼児の子供を東北地方の実家で数か月間育ててもらっていた。その子供を親が引き取ってしばらくして言葉を話すようになった時、その子のイントネーションは東北なまりだった、と。
これは、まだ話せない乳幼児でも周囲から聞こえてくる言葉を聞いていてそれがインプットされるという証左になった内容でしたので、私もとても印象深く記憶しています。
ちょっと話が逸れましたが、
このように子供というのは耳や眼から様々なものを取り入れているのですね。
さて、しつけや教育方針というのはご家庭によってそれぞれあるでしょうが、基本的には、子供が家の外=社会的に困らず生活できるためのものと考えていいかと思います。
挨拶やふるまいかた、こういう時はありがとうを、こういう時はごめんなさいを言うのよと教えていく機会は毎日見つかりますね。
昨今、親御さんが子どもを叱らない・叱れないことがあるようですが、(叱ると怒るはちがうということもまた別の機会にお話ししますね)
親が支配的・高圧的すぎると、子どもは親の顔色を窺い自分の考えのない子になっていきますし、
子どもの言いなりになっていると、子どもは他者とうまくやっていけなくなってしまうでしょう。
むずかしい加減ですが、自分の気持ちや考えと周囲とのバランスをうまく取れるようになるのが理想ですよね。
ちょっと長くなったので、そのバランスのとれた接し方などについては次回に。
0コメント