ゆーちゃんの…
「先生、伴奏のレッスンしていただいたんですが、学校のオーディションでれー君に決まったんです。いろいろ教えていただいてありがとうございました」
___これ、どうです?ゆーちゃんは中1ですよ?私は感心しましたね。
伴奏レッスンしたけど、選ばれたのはやはり私の生徒のれー君だった。せっかく教えていただいたけれど残念だったと、こんな立派なお礼を言えるってすごくないですか?もう胸キュンです。
報告・連絡・相談、これは物事を円滑に進めていくには不可欠ですが、おとなでもうっかりすることがあるというのに、このゆーちゃんは自分からこれだけ行き届いた報告とお礼が言えるとは。
もちろん私は驚きとともに、心から感心しました。
報告しない子も多いのに、ゆーちゃんはちゃんと自分で報告とお礼を言えるって、これは本当にすばらしいです。
ゆーちゃんは静かで控えめな性格で、「この曲、いつか弾けたら、何年かかっても弾けるようになれるといいなと思っているんです」というような女の子。
今回の伴奏はクラスで2人が練習を始めて、そのどちらも私の生徒。
もちろん二人とも同じように伴奏を教え、学校の先生方のご判断でれー君に決まったわけですが、来年はゆーちゃんも伴奏できるといいね。
そして、ゆーちゃんのあこがれの曲が弾けるように、先生は少しずつ引っ張っていきますよ♬
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