音色の空気感
音色の空気感と言われても、見えないものはピンと来ないかもしれませんね。
曲の歴史は、ざっと4期に分けられています。それが、バロック、古典、ロマン、近現代。
それぞれの時代によって作曲の仕方や曲想がちがうので、弾き方や音色を変えなくてはなりません。
そういったことは、言葉だけで教えたり伝えたりするのはむずかしい…
でも実際に弾いて聴かせると、みんなが「あ!」という顔になります。そう、違いが判るのですね。
さて、先日モーツァルトを弾いたまーちゃん、前期古典の音色や弾きかたがとてもよくできて、聞いた皆さんから称賛の声がたくさん!
何がどう違うか具体的にわからなくても、何かがちがう、そしてとてもいい!ということは観客のみなさんに伝わったのですね。
また、バッハをじっくり学び始めしーさんも、バロックの音、バロックの弾き方などを理解して練習しています。
ハイドンを始めたひーちゃんは、まずはハイドンの弾き方と音を教わりながら進めています。
これらすべて、なんとなく普通にいつものように弾いてはバロックも古典の音も出せるようにはならないんですね。
指の使いかたや音色の出し方など、先生のお手本を聞いてその違いに気づき、そして体得していくことが必要になってきます。
むずかしそう…と思うかもしれませんが、最初はなかなかできなくても必ずできるようになっていくんですね。これホントですよ!
先生の音や弾き方を聞いたり見たり感じたりしながら、いつの間にかあなたの中にそれらが入っていきます。そしてそれぞれの時代の空気感を生んでいけるようになっていく。
音色の違いを知り、それを弾けるようになっていく楽しさを味わってくださいね♬
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