純度が高い
発表会が近くなると生徒さんたちの自覚が出て、目に見えて上達してきます。
ピアノに向かう表情もとても真剣。
しっかり弾こう、いい演奏にしたいという気持ちが伝わってきて先生はすごく嬉しいの。
思えば昨年、コロナの蔓延防止条例で発表会1週間前になって急にホールから「ホール使用はできません」との知らせ。
「延期するなら12月に使用可です」って、今みんながこれほどがんばって上り調子だというのに、3か月後になりましたなんて、とてもじゃないけど言えない…
もう必死であちこち連絡し、問い合わせ、やっと押さえられた会場は須賀川。
中止や延期にするより、少し遠くて使用制限があっても、みんなの気持ちを切らさないようにしてあげたい一心で、開催できて本当によかったです。
ということも、もう1年前のこと。今年は大丈夫そうでほっとしています。
もちろん感染防止のために色々やることはありますが、それくらいどうってことはない。
何より今、自らをしっかり育てている生徒たちを無事に弾かせてあげたい。
毎年思いますが、
本番を控えたこの時期、みんなの気持ちの純度が上がって、ひたむきなきれいさがありますよ。そして弾くたびにそのレベルが上がっていく。本当に気持ちのいい時間です。
みんな堂々と立派に弾けるようになってるなぁと、しみじみ思うのもいつものこと。
自らを磨き質の高い演奏になっていく様は、指導者として本当に嬉しく幸せな気持ちです♫
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