えらいなぁ…

時々お話ししていますが、

中高生の弾く曲は、有名でレベルが高いですよね。

それぞれが選んだ曲を、よく練習していてえらいなぁと先生は感心しています。

ふと、私がこの生徒の年齢だった時は？と思うことがあります。

中学生の頃は古典が中心で、ショパンはいつ弾けるのかなぁと思ってた。

高校生になってショパンやシューベルト、ブラームスなどどんどんむずかしくなったけど、名曲に感動してがんばってた自分。。。なつかしい…！

その頃私が弾いていた曲を、今の生徒たちが弾いています。

だからこそわかることがある。

この曲、譜読みだけでもとても時間がかかるよとか、

このページはテクニックが大変だよとか、

暗譜がとにかく難しいよねとか、

手が届かないから弾くのに苦労するよとか、

本当にいろんなことがわかる。だから、先生の口から勧められないの。大変だからかわいそうで。

なので、

自分で弾きたい曲を選んでねと生徒たちには言っています。

もしそれが今のあなたにむずかしすぎるときはそう伝えます。もう少ししてから取り組んだ方がいい、心折れるかも、と。

それ、弾けると思うけど大変だから少しずつ進めていこうか、とか、

ここらへんで苦労があるけどがんばれる？など伝えると、どの生徒さんも

「わかりました。がんばってみます！」と前向きな答え。

いいなぁ、こういうの。

先生も苦労したからこそ、その苦労を少しでも軽くできるように教え方を工夫するよ。だから一緒に乗り越えていこうね。

みんなのおかげで毎日レッスンが楽しいです♫