子どもの自立
小5のあーちゃん、レッスン室に来るなり
「先生、聞いてください。お母さんがまたうるさくて…
練習しているとお母さんがやってきて、そこ、スラーって言ったでしょ!つっかえないようにって言ったのにもう!とうるさいんですよー。一人でやるから黙っててって言っても、すぐまた来るんですよ。やんなっちゃう。じゃあお母さん弾けるのか?って言ったら弾けなくて、私の方がうまいのに…その上動画見せようとするし全くもう…ぜーったい見ないって言ってるんですけどね。ガンガンやってくるタイプだから直らないんですよ」
あーちゃん、苦笑い。
わかるわー。うちの娘も子どもの時、パパがちょっと言っただけで機嫌悪くしたっけ。弾けない人にあれこれ言われたくないって。
「そうなんです!それに動画見て練習すると譜読み力もリズムも不正確になるっていうのに、すぐ動画見せようとして困っちゃう」
そう。動画とか見てなんとなくこんな感じ、っていう弾き方になると下手になるもんね。
「ですよね。自力でやらなきゃなのに」
あーちゃん、お母さんにどうしてほしい?
「ムカついちゃうので、黙って見守るだけにしてほしいです」
あーちゃんはハキハキしてて練習もちゃんとやれています。譜読みも早くて優等生。そろそろモーツァルトでもどうかなと思っているところ。
そんなあーちゃんでも、お母さんから見ると口出ししたくなるんでしょうね。
お母さん方が思っているよりお子さんはちゃんとやれてるし、お母さんが思っているよりダメなところもある。
ひとは、その立場の面からしか見てないので、それ以外の様子は意外にわからないことも多いんですね。
まぁそれはともかく、
お子さんが大きくなるにつれて、接し方は変えていかないとなりません。
いつまでも幼子じゃないですしね。親御さんも子どもに合わせて接し方を変えていく。これ大事ですね♬
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