タイプに合わせて
体質や気質のように、ピアノにおいても色んなタイプがいます。
たとえば
骨や関節が柔らかいとか固めとか、指の長さや太さもそれぞれですし、
もっとピアノに関して言えば、
譜読みが早かったりゆっくりだったり、
暗譜に苦労しない場合と、少し苦手な場合も。
指の動きが早い子もいればゆっくりな子もいる。
表現力はあっても譜読みに時間がかかるとか、その逆とか。
本当にひとそれぞれ、様々なタイプがいます。
もちろん、
音大に行くとかピアニスト目指すとか、そういう場合ならなんでもできていた方がいいけれど、
ごく普通にピアノに取り組む場合なら、どんなタイプであっても気にするほどではありません。
レッスンしているとそれぞれの苦手や得意が表れてくるから、カバーしたり伸ばしたりしながら進めています。だから本人は、自分の傾向に気づいてないことも多いはず。でもそれで全然いいんです。
オーダーメイドの個人レッスン、弱点を目立たなく、長所は大きく育てるのが先生の役目です。
もし、
もしかしたら私、これが苦手かも?と思うことがあるなら、そこを少し意識的に努力すればいいですよね。
譜読みが好きじゃないなら、譜読みは時間的余裕をもって進める。
暗譜が苦手な気がしたら、早めに暗譜に取り組む。
指の動きが遅いかもと思うなら、早く動かそうとしてみる。
ミスが多めなら少しゆっくり弾いてみるなど、やれることはいろいろありますよ。
でも、実はこれ↑、先生はあなたより先に気づいて教えているんですよ。
新しい曲の譜読みや暗譜が遅くなりがちの生徒さんには、早めの準備を。
指の動きがどうもゆっくりめという場合は、もっと動かしてと。
誰だって苦手なことがあって当然。それを気にする必要は全くないですよ。
ただ、先生に言われたことを真に受けてくれれば、それだけであなたの苦手は消えていくのです。
譜読みが早い人って羨ましいですよね。
だけど、すぐ弾けてしまうから深堀りしない傾向がある。
指が早く動くっていいですよね。
でも、知らないうちに弾き方が雑になりがち。
暗譜に苦労しないっていいですよね。
でも、ふとした緊張でパッと忘れてしまいやすい。
長所が弱点になることも多いんですね。
逆に、
譜読みが遅めなタイプは、じっくり曲に向き合える。
指の動きが早くない場合は、表現力が伸びやすいなど、弱点が消えていくことも多い。
いずれにしても、
先生はあなたのピアノのことを誰よりわかっていますよ。
だからアドバイスされたら「へーそうか」とシンプルに思って習ったとおりに弾けばいいのです。
餅は餅屋と時々言いますが、先生の言うことを信用してそのままやってみてね。
それが一番の早道ですよ♫
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