【再掲】レッスン③~おうちの方の協力は…【2012.04.04】
レッスン始めたばかりのころは、お子さんも小さい場合がほとんど。
幼稚園や学校から帰ったら、
宿題やって、明日の用意をランドセルに入れて、遊んで・・・
そんな日常に、ピアノを弾く時間を組み入れてください!
学校の宿題が終わったらピアノ!とか、
夕食の30分前にはピアノ!とか、
お約束を決めて、習慣をつけるようにリードしてあげてください。
また、もしやれるなら、
練習中に、ちょっと見ていてあげるとか、
隣にいるとか(アドバイスをしてもしなくてもかまいません!)・・・
夕食の準備をしている間に、耳だけは聴いて、声をかけるとか・・・
できたらぜひ!してください!
小さなうちは、
すぐ飽きたり、気がそれたりしやすいもの。
その上ピアノを弾くことは『ひとり』でやることなので、なんとなくさびしい所もあるんです。
――「いまのところ、つっかえないようにもうちょっと練習してみたら?」
――「ここがむずかしいのね。だったらここだけ5回やってみようか」
――「昨日よりずい分うまくなったね!」
――「指の形、気をつけて弾いてみようね」
――「先生に直された印はどこ?じゃ、そこだけやって直してみたら?」・・・
こんな感じに声をかけて上げてください!
関心を示してあげることが、最も効果的な環境です!
もし、お子さんがどうしても気が進まない・・・イライラしてる・・・機嫌が悪い・・・
そんなときは無理強いしなくてもかまいません。
「じゃあ、レギュラーの一曲だけは弾いてみようね!」 これで十分です!
いつもいつもがんばらないのでは困るけど、
ぼちぼちでいいから、努力できる習慣をつけていきましょう。
私にも覚えがありますが、 『叱ってもうまくはならない!』 のです。
ある程度大きくなって、分別が付いてきた年齢ならともかく、
小さなうちは、
練習だか遊びだかわからないうちに成長させたい!のです。
たとえ練習してなくても、レッスンでは叱ることはありません。
そのラインから、出来るようになるための努力を一緒にやっていきます。
それがお子さんを伸ばすために、いま最も有効で必要なことだからです♪
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