感情コントロールには
感情をコントロールする、これはおとなも子供もそれ相応にできるといいですよね。
感情コントロールを司っているのが脳の前頭前野。これは脳科学的に言われていることなので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、気持ちのコントロールのために有効なことが、
自然に触れること、そして芸術に触れること。
確かに自然に触れることで気持ちに余裕が生まれてくるし、なぜか穏やかな気持ちにもなる。ストレス解消にもいいですしね。
そして芸術に触れる。
これは、芸術つまり音楽や美術などを鑑賞することでもいいですが、それを“やる”とさらに効果的。
ピアノは、感受性を高めるだけでなく気持ちのコントロールもできるようになると。
レッスンしていてよく思うのですが、
うまく弾けない時って、イライラしたりイヤになったり逃げたり、したくなりますよね。これすごくわかる。私も子どもの時そうでしたから。
そして自分が指導者になって思ったこと。
ひとりの練習では心折れちゃうのもムリはないから、だったら先生が一緒に付き合ってあげよう、と。
これ、効果がありますよ。
レッスン中にうまく弾けないところがあったとき、
じゃあおうちで練習してきてね、というのでなく、
『じゃあここで一緒に練習しようか』と、手順を踏みながら誘導してあげると、
どの生徒もイライラすることなく練習し、できるようになるのです。もちろんどの生徒も例外なく全員が。
気持ちや空気感は相手に伝わると以前お話ししましたが、
こちらがイライラせず一緒にじっくり取り組むと、生徒さんも焦らずイヤがらずじっくり集中するんですね。
この経験を繰り返していくと、お子さんでも一人でちゃんとやれるようになっていきますよ。
ピアノのレッスンでは、集中することも、根気を養うことも、心を整えることも学べます。
こうした成長も、私の嬉しさと楽しみのひとつ。
ピアノだけじゃないことも身に着けてくださいね♬
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