新聞投稿から
この1週間の間に、新聞の投稿欄でピアノの話題が3件も。想像以上に多いですよね。
音楽療法として指導した生徒さんが、初めて発声して音楽をするようになった、
若くして亡くなった娘さんが療養中にピアノを弾いていて、それを想い自分も習い始めて同じ曲を弾けるようになった、
お孫さんと発表会で連弾することになり、ふさぎがちだった気持ちが弾く喜びを取り戻した、というお話。
どれもが大変印象的な内容で胸を打たれました。
おとなの方のピアノは、単なる習い事ではなく意味が深いですよね。
ピアノが生きがいになったり張りになったり、手ごたえを感じるか、純粋に楽しむか、それも弾き手次第。
私の生徒さんで一番高齢のかたは、昭和一桁生まれのおじいちゃま。
奥様の状態がよくなくて入院なさった時に中断されましたが、音楽に対するアンテナが敏感な方。
テレビで聞いたあの歌が良かった、オペラのあの歌手が気に入ったなど、よくお話しくださっていました。それで私も知らなかった曲を聞くようになったりと、教わることもしばしば。
そういえば60代のマスター(仮名)は、ご自身がファンのピアニストがテレビに出るときはすかさずメールで教えてくれます。
それだけでなく、ショパンコンクールをあつかったアニメ“ピアノの森”も、マスターが教えてくれたから後半は録画して拝見しました。おもしろかった!
このマスター、練習しすぎて腱鞘炎になったらしく…先生に習った弾き方を守ってくださいね、そしたら腱鞘炎にならずに済みますよ。
おとなの生徒さん方からは、ピアノだけでない学びを与えていただいています。
読譜が苦手でもおとなのかたが楽しく弾けるようにレッスンしますので、ご希望の方はどうぞご遠慮なく♬
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