①こーちゃんの吸収
こーちゃん(小4)のレッスンを引き継いで1年が過ぎました。
私が初めて会ったとき、こーちゃんはレッスン歴1年ほどだったか?
では基礎を固め、復習しながらやっていきましょうかという感じでしたが、
そこからのこーちゃんがすごかった!
何かを教える→すんなり理解する→次回にはできている、これが当たりまえのようにどんどん進む!
あっという間に本が上がっていき、あれよあれよという間に進んでいったのです。
あれー?たしかこの子はレッスン歴1年程度だったような?
私が教えてまだ数か月だったような・・・?と、何度思ったことか。
それくらい、私の指導をどんどん吸収し、あっという間に進んでいき・・・
それだけではありません。
音楽的な表現力も、途中から来た生徒さんは少し手間取るのですが、
こーちゃんはそれもすんなりできている…!
教わったことをそのまま素直に吸収するから、修正が少なく先へ進んでいけて、
幼稚園から習っている生徒さんたちにどんどん迫ってきているのです。
そうなってくると私に欲が出てくるようで、
もしこーちゃんが幼稚園から来てくれていたら、コンクールで入賞していたはず…と惜しい気持ちに。
まぁでも、ムリをかけずに生徒のペースで進んでいくのが理想、それがノンストレスで上達していく道なのですが、
何とももったいないような、惜しいような、そんな気持ちにもなりますね。
まだ私が教えて1年過ぎたばかり、でももうずっと何年も教えているような気がする。
そして、何年も教えてきたような実力がついている。なんだかちょっと驚き…
こーちゃんのすごいところ、それは素直に吸収していくひたむきさでしょうか。
こういう練習するといいよ、こういう弾き方で練習してね、この音色はよくない音なの、
こういう時はこんな弾き方でね …
こーちゃんは、教わったことを何でもそのままやってくれます。
だから、あっという間にふつうの生徒さんの数年分も進んでいるのです。
ピアノは練習と比例してうまくなりますが、
内容のいい練習をしないといい方向には伸びない、ということも忘れてはいけません。
こーちゃんのような生徒さんは時々現れますが、どの場合も、
“習ったことを習ったとおりにやる”というのが共通点。
いいですか、みなさん。
習った練習を、習ったとおりにやることが、何より近道で上達しますよ!これ、本当です。
あなたも、つい自己流でやらずに、先生に習ったことをそのままやってみてくださいね。
必ずうまくなりますよ♬
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