①ワーキングメモリー
ワーキングメモリーとは、簡単にいうと短期記憶のこと。ちょっとした数字の羅列や伝達事項を覚えるときに使われます。
たとえば板書の内容をノートに書き写していくなど、いろんな場面で使われていますよね。ふつうは短い文節ごとに書き写していきますが、もし1文字ずつ書き写していたら時間がかかりすぎるだけでなく、文章の意味も理解しにくいでしょう。
さて、それとピアノがどう関連するか?
ピアノを弾くことでワーキングメモリーが働き記憶力の向上につながっていくと、私はレッスンしていて実感しています。
音符を読む、これは基礎中の基礎ですが、音符を読んだだけで上達するわけではありません。音符がつながることでメロディーになり理解になるんですね。
つまり、音符が「点」でメロディーが「線」、線になると理解と記憶がされていくという感じです。
この「線」になるということはとても重要です。
ピアノに限らず何をするにも線としてつなげていけること、これは理解力と思考力に直結するのです。
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