ピアノは脳トレ
ピアノは脳のトレーニングという専門家のお話を読みましたので、ご紹介しますね。
___ピアノを弾くことで、
視覚処理=目からの情報を脳に送り、それを作業記憶=ワーキングメモリーで記憶し、実行機能=指を動かす、その際、空間認知=指を鍵盤のどこに置くかなども使われる。つまりピアノを弾くということそのものが、脳の様々な領域を使い動かす、ということになる。。。
全くその通りですね。
目が音符を追えること、正しく見れること(違うところを見ないこと)それを読めること、に始まり、その通りに弾くにはどの指で、どの鍵盤を弾くか、ということを常にしているわけです。意識してなくても色んな脳を使っているのですね。
さらにピアノを弾くことで伸びていくものがあるとお話は続きます。
___練習することで、集中力や努力することや積み重ねていくことの意味など、精神的に鍛えられる。
また、発表会などの本番を経験することで、目標意識が育ち期日までに仕上げることや、人前で演奏する緊張なども大きな成長へとつながる。
練習していく中で、がんばったらできた!という達成感、曲が弾けて嬉しい、好きという気持ちが自信になり、承認欲求が満たされストレス解消にもなる。これは自己肯定感が育っていくものになる。。。
長く現場で教えてきた私も全く同感。脳科学的にも同じご意見で本当に納得です。
指を動かすことは微細運動といって、粗大運動=大まかな身体の動きより細かく高度です。これはまさに脳と直結していて、指先の動きが早いのは運動野の発達が進んでいると同時に脳の動きも早いということ。子どもの発達には大変望ましいことですね。
集中力や向上心を高めて、自らを伸ばしていける人に育てたい。
こうしたことを判断し、子どもをいい方向に導くことが親御さんや先生の役目。
お母さま方、何か疑問がありましたらいつでもお尋ねくださいね♬
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