①発表会~第1部
さて、第1部では幼稚園から小学生の生徒さんたち。
年長さんたち、ステージマナーも表現もよくできて、本当に立派でした!レッスンでふざけちゃうのがウソのよう。成長したんですねぇ。
低学年から高学年へ進むにつれて曲もむずかしくなりますが、なによりそれぞれの曲想を伝えられることが大事。「ミスは気にせず心をこめて弾いてね」と先生が言った通り、たいしたミスもせず演奏できて本当によかった!曲に合った弾き方がしっかりできて本当に感動的。。。
親御さん方にピアノ経験のある方が多い世代かと思いますが、日本のピアノ教育は“まちがわずに強い音で早く弾ければうまい”という概念があるかと思います。が、実はちょっと違うんですね。
音色は声。怒ったり怒鳴ったりする音=強い音は耳に痛い。
テンポも早く弾けばすごいと思いがちですが、その曲にふさわしいテンポが大事。
ということで、音の出し方や曲への考え方をレッスンで教えていますので、従来の感覚を少し変えてお聴きいただけるとお子さんは伸びていくかと思います。
また、とにかく間違えなければいいという気持ちもわからなくないですが、練習中はもちろんそれも目指している。けれど、それがゴールではないのですね。本番でのミスはたまたまのアクシデント。それよりも、高学年になるにつれて演奏の完成度が上がっていくのを感じていただけたらと…
今回の第1部のプログラムでは園児から6年生までが並びましたので、その成長していく変化が伝わりやすかったのではと思います。
小さな生徒さんたちも、何年かしたら高学年の先輩たちのようになりますよ。楽しみですね♬
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